手に職をつけるには?女性におすすめの仕事や資格を徹底解説!
著者: そだねー
更新日:2022/07/26
公開日:2022/07/26
仕事の安定やライフスタイルが重視できる環境を求め、手に職をつけたいと考えている女性も多いでしょう。近年では、働き方でも多様化が進んでいますが、手に職をつければ、より自分の生活や条件に合う環境で働くことが可能となります。
また、求人の中には有資格者や経験者のみしか採用されない職やエキスパート職も多いため、手に職をつけることで自分のスキルや経験に応じた求人を探しやすくなります。
「手に職をつける」の意味
「手に職をつける」とは、「仕事で必要とされる技術や能力を自分の身につけること」を指します。そのため、何かの免許や資格を獲得していることが、「手に職を持っている」ことになるとは限りません。
もちろん、有資格者であれば手に職をつけやすいでしょう。ただ、実際に働いて仕事で必要とされる技術や能力を獲得していけば、資格がなしでも手に職をつけることが可能です。
手に職をつけるメリット
手に職をつけるのが良いとはよく言われることですが、具体的にどのような点で良いのか完全には理解していないという方も多いことでしょう。手に職をつけることで得られるメリットを整理すると、大きく分けて以下の通りになります。
・仕事に困ることがなくなり、生活が安定する
・収入アップに繋がる
・学歴をカバーできる
仕事に困ることがなくなり、生活が安定する
ライフステージや社会状況の変化などにより、仕事を一旦離れる経験をする方も多くいらっしゃると思います。例えば、出産や転勤により自分の意思に反して、業務内容や勤務地が変わることは往々にしてあります。
そんな時、手に職があれば即戦力とみなされ、比較的好条件で仕事を探せます。例えば、子供が小さい時でも、生活と仕事を両立しやすい仕事先を探しやすくなるでしょう。
収入アップに繋がる
基本的に給料をはじめとした諸々の評価は、役職や勤続年数などがベースとなることが多いです。しかし、特定の資格を持っている人は、それだけで給与が優遇されることがあります。また、資格がスキルを証明する客観的な事実となるため、信頼を得やすく、フリーランスであった場合にも比較的高い収入を目指していくことが可能です。
学歴をカバーできる
「学歴が良い=仕事ができる」ではありませんが、残念ながらまだ就職・転職の際には、学歴がイメージを左右することも少なくありません。
ただ、専門性の高さが求められる仕事では、学歴よりもその分野での知見やスキルの高さが重視されます。手に職をつけて、専門性を高めていくことで学歴の高い人よりもさらに上のポジションにつくことも十分可能です。
手に職をつける方法
手に職をつける方法は、大きく分けて2つあります。目指す職種などによって異なりますので、事前にしっかりと確認しましょう。
働きながら手に職をつける
仕事を始めるために必要な資格がなく、働いて経験を積むことで手に付ける職もあります。また、資格取得が重要な職についても、働きつつ資格を取得することでより実践的な視点で資格取得のために得た知識を吸収することができます。
資格を取る
自分がなりたい職種が明確な人は、その職種に就くために必要な専門資格があるかどうかを特定しましょう。業種によっては、有資格者であることが求人への応募資格の一つになることがあります。そして、必要な準備などをしっかりと調べ、専門書を使ったり、スクールに通ったりして学習しましょう。勤務時間外や休憩時間を活用することで、仕事をしながら資格学習することも可能です。
手に職をつけるときの注意点
その仕事を長期間続けることができるか
手に職を持つというのは、その仕事に対して高い専門性を有しているということです。つまり、自分のキャリアの大部分をその職に費やして、知識や技能などを身につける必要があります。そのため、その他の業種に転用できる技能や知識が身につきにくい職種の場合は、今後、他職種へ転向することが難しくなります。
そのため、手につけたい職がある場合は、その職の仕事環境や、その仕事が本当に自分のやりたいことかなどを、必ずしっかりと考えていく必要があります。
資格取得を目指す場合、自分の状況と照らし合わせて難易度が高すぎないか
資格取得を目指す時、自分の知識量や勉強時間などを考慮して、その資格取得の難易度が高すぎないかどうかしっかりと確認することも大切です。資格取得には、多くのケースで期間や費用等のコストをかけ、資格取得のための教材を購入したり、スクールに通ったりする必要が生じます。特に、収入アップなどのメリットが多い資格では、試験の難易度も高くなる傾向にあり勉強に時間がかかります。そのため資格によっては、取得まで長い道のりになり、最悪のケースの場合、その資格を取得できずかけたコストを回収できないという可能性もあります。
手に職をつけるためにかかるコストは、給料や条件に見合っているか
手に職があれば、必ず高収入を目指せるというわけでもありません。特に仕事を始めたばかりの時は、手に職をつけなくてもできる仕事と収入が変わらないこともあるでしょう。また、資格を取得したとしてもすべての職場で有資格者に対する給料の優遇があるとは限りません。そのコストが、あなたの希望する給料や条件に近づけてくれるものなのかどうか、しっかりと事前に確認するようにしましょう。
その職は、今後も需要がある職か
社会構造の変化などにより、職業の種類や数も時代を追うごとに変化していきます。特に、AIの発達によって、将来多くの仕事が機械に代替されるといわれています。手に職をつける際には、今後の社会状況の変化を予想し、将来需要があるものを選ぶのが良いでしょう。
例えば、介護や福祉の仕事は、高齢化が刻々と進む日本では、現在でも需要が大きく、また将来ますます必要とされる仕事です。介護や福祉のような人に寄り添って、細やかであたたかなサービスを提供するような仕事の多くは、AIや機械で代用できず、今後も人の手が必要であると考えられています。
また、単一の専門分野でなく、複数の専門分野を持ちかけ併せていくことで、人材としての希少性が高まり、供給が需要と比べて過多になった場合も差別化することが可能です。
手に職をつけるおすすめの職について
職場によっては働いて経験を積みつつ、資格取得のための支援を受けられる職種もあります。つまり、そのような職では、デメリットである「時間」「費用」面での不安が少なくなり、効率的に手に職をつけていくことが可能です。
また、手に付ける職を選ぶ際には、将来も需要があるかどうかを見極めることが大事になりますが、社会状況の傾向などから将来の需要に安心ができる職種もあります。
今回はそのような職を手に付けるのにおすすめの職種を紹介します。
おすすめの職種は、医療事務・介護系
・医療事務系職
・介護系職種
・保育系職種
医療事務系、介護系、保育系には、資格取得援助を行っている求人が多くあります。
また、仕事へのチャレンジや資格取得の際には、年齢や学歴、経験値などは、関係ありません。また、全国に求人がありどこでも安定して働くことが可能であるため、プライベートやライフステージを重視できることもポイントです。
医療系、介護系は高齢化が進む日本において今後確実に需要が増える業界です。また、その人に寄り添ってたサービスが必要であるという性質からAIなどの技術革新があっても、代替される心配が少ない職とも考えられています。
医療事務、介護系の資格とは
医療事務系・介護系・保育系にはさまざまな資格があるため、今回は多数あるなかから一部をピックアップいたしました。ソラストではそれぞれの資格について詳しくご紹介しているため、ぜひ気になる資格をチェックしてみてください。
資格名 | |
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医療事務系 | ・医療事務技能審査試験 ・医療事務管理士技能審査試験 ・診察報酬請求事務能力認定試験 ・医療事務認定実務者 |
介護系 | ・介護福祉士(国家資格) ・介護職員初任者研修 ・介護福祉士実務者研修 |
【ソラジョブ】資格取得援助を行っている求人数
ソラジョブでは今回おすすめした職種において、資格取得援助を行っている求人を多く取り揃えています。資格取得援助を行っているということは、まずは未経験・無資格からの就業も可能です。収入を得ながら資格取得を目指し、手に職をつけていきたい方には最適な求人と言えるでしょう。
資格取得援助を行っている求人数 | |
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医療事務系 | 2187件/2428件 |
介護系 | 2424件/3071件 |
※2022年5月現在
働きながら資格取得を目指して、手に職をつけよう
時代の変化により左右される職種も多いなか、手に職をつけることで安定的に、そしてさまざまなメリットを得ながら仕事ができます。
なかでも今回は医療事務系・介護系を中心にご紹介いたしました。働きながら効率的に、そして費用援助も受けて資格取得を目指したい方は、これらの職種を目指してみてはいかがでしょうか。
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著者プロフィール
そだねー
北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。